ぼくのはてな。

「推しのためならえんやこら」なバンギャルです。ヴィジュアル系、アニメ、漫画、ゲーム、アイドル、サブカルチャー。

ライブ配信を見た後の自粛日記②~ヴィジュアル系のディープ層とライト層を考える~

こんばんは!

今日5月21日、段階的に自粛解除の宣言が予告されていたのち、関西圏で緊急事態宣言が継続されていた大阪・京都・兵庫の自粛解除が発表されました。ヤッター!

 

ただ、まだライブハウスやスポーツクラブ、夜のお店等は当面自粛とのこと。

つくづく大阪の京橋Arcで起きたクラスター事件は運が悪かったよなぁと思う。

全国的にニュースで「ライブハウスはウイルスが広がる場所」みたいな偏向報道がされたことは、マジで行く側からすると「いらんことするな」以外の感想がありません。

そのニュースが報道されたときも、私が遠征までするライブハウス中毒だと知らない近所の方に世間話の流れで「良い年してライブハウスなんか行くからバチが当たるねんな」と言われて、めちゃくちゃカチンと来たので「そうですか、ちなみに私、実はついこの間ライブハウスに行ったんですよ!移したらスミマセ~ン!ハハハ」と言ったらそれからもう距離を置かれてしまいました。こうやってライブハウスに行かない人のライブハウスのイメージって決められていくのかも、とこの件を思い出した今は猛省してます。

 

 

今日のブログですが、5月20日~21日の昨日と今日、配信ライブを連日で見ていました。

 


DADAROMA ONE MAN TOUR「POINT OF NO RETURN」緊急生配信無観客ライブ

 


RAZOR 7th ONEMAN TOUR 掟破り LIVE STREAM「狼煙」

 

DADAROMAとRAZORの無観客配信ライブ、どちらも良かったです。

 

私はDADAROMAもRAZORもリアルライブは1度のみしか見ていなくて、どちらもすっごい応援してるぜ!っていう感じじゃないけども、こういう時期だからこそ普段私が行っている対バンでもなかなかお目にかかれないバンドを、配信という形でライブ見られることがすごく良かったと思います。

 

私は2012年~2015年までSadieのファンで、さらに合わせてBORN、My BACTERIA HEAT IsLANDのファンだったのでRAZORに限ってはドリームバンドに間違いはなかったんだけど、結成当初は「おおー!すごーい!」でなんか終わってしまっていました。

やっと重い腰を上げてRAZORライブを見に行ったのが去年の春のワンマンツアーという放置っぷり。

RAZORは始動時からのドラムの哲也さんは残念ながら去年で脱退してしまったけれど、今でもSNSにもひょっこり顔を出して生存報告をしています。

新しく入ったNikkyさんはex.ALSDEADからと思わぬのところからの新精鋭ながら、タイミング悪くもコロナウイルス感染拡大防止のためお披露目ライブができず、やっと今日のタイミングでお披露目となったもよう。ファンだとやっぱり新しく入ったメンバーはどういう人か知りたいのもあって、ライブをやる側も見る側も良いライブになったんじゃないかと思います。

DADAROMAは、見たのがマイバクと対バンが被ったっきりでマジで始動して間もないくらいですが、誕生日を祝われている少年・よしあつさんが可愛くてハッピーになりました。

 

 

さて、私は今、メイン現場はDOFと+地元に来ればSHiSHiになっていて、前々回のブログでは「CDで満足できないからライブ行ってるのに云々~」という感じのブログを書いたのですが、そのメイン現場以外ではネットでライブ見れて超楽しい!というご都合脳になっています。

言い訳としては、まず上記で紹介したバンドは2バンドともわかる通りほとんどライブに行っていません。言えば興味はあるけど、進んで行くかというと自分の応援しているバンド‘”+α”の扱いになるわけで金銭面や時間の限界が試されるし、私の中の優先順位だとライブ行くにはあともうワンプッシュ足りない。

去年行ったRAZORもただ行きたい!というよりも、Sadieを当時一緒に応援していた友達も一緒に行ってくれることになったというのもめちゃくちゃ心強かったですが、ライブを見にあたっての大義名分としてはかつて応援していた人たちの、今なおステージ立つ生存確認に近いものがありました。

ライブは行こうにも、もうメインで好きなバンドできちゃったし、そもそもここから新規参入・開拓する体力気力がなく、自分自身も浅く広く応援できるタイプではないからというのもあります。

 

だからこそ、配信ライブは良い面も沢山あります。

そもそもどちらのバンドもCDはバラつきはあるものの持っています。単純にカッコいいので…でも、特段行きたいわけでもないしな~という人に向けてはいいプロモーションになる。「興味があれば見る」というだけ。

私みたいな掠ったようなライトな層でも、例えば学生や事情で金銭的にライブに行くのが難しい人たち、地方でなかなかライブハウスまで伺えない、ヴィジュアル系のライブが未知数で勇気がなくて行けなかった人たちを救います。

ヴィジュアル系は規模がマイナーになればなるほどディープな層で成り立っています。そういうマイナーなバンドのヴィジュアル系を応援していて、ライブに行くのがそもそもファンとして当たり前という凝り固まった頭になってしまっている私が言うのもなんですが、ライブに行ってないとファンじゃないみたいな考えをこれを機になくすべきだと思います。

上記の2バンドはYoutubeでライブは無料配信ですが、再生するごとに広告収入が得られるようになってますし、ライブ配信自体はスーパーチャットという投げ銭が導入されています。ライブをリアルタイム見た人が自分で出せる範囲で、出せる金額を出し合う、それが数百円でも何万でもいいわけです。そりゃ金額が万単位になれば、された方も「おお、すげえ~」ってなり有難がるのも必然ですが、応援する側にしたら「お金を出す」という行為=応援しているという目に見える実感が大事なんだと思います。

 

ヴィジュアル系はライト層に厳しい気がする。もちろん、バンド側は人がライブに来ないとバンドとして成り立たないのはわかっているけど、見る側はそういう”背景”まで気にしてライブには行ってられません。バンドマンが「バンドはいつ消えるかわからない、だから応援できるうちに全力で応援してほしい(ライブに行け/来い)」といったりしてますが、お前らが言う事じゃねえ~~~~~~~~~といつも思ってます。推しは推せるときに推せ、その言葉は応援しているバンドがバンギャやっているなか活動休止や解散に至ってしまった私からすれば痛いほどわかります。

でもそれ、ファン側が勝手に思う事であって、バンドをやってる側がいうことじゃないよなと。なんで応援や支援があたかも”義務”みたいにバンド側が言うねんと思ってしまう。なんかモンペみたいになってきました。もうこれ以上言うのは辞めます。

でも、なんにせよバンドのライブを見に行くのは、こういう配信を通じてもそうだし、曲なりを聴いて「楽しそうだからライブに行く」「かっこいいからライブに行く」、そういうシンプルな構造が一番いいと私は思っています。配信ライブを続けているうちに、「誰かが」「いつか」生のライブを見たいと願って、見られる機会ができたらすごく素晴らしいと私は思います。そういう点で配信ライブを私は押します。

 

なので、なんか下手になんか毎日回らないコメントと雑談配信とかをされるよりも、ライブ配信はいいな~と。

でも、えんそくのぶうさんのLet's GOイーブイの実況している動画はめっちゃ面白いです。ゲームのチョイスの意外性ながら、いつもの面白トークが繰り広げられています。これはただの贔屓です。ごめんなさい。

twitcasting.tv

 

 

また全然関係ない話ですが、春に予定されていて行く予定だったアイドル、MIGMA SHELTERのツアーが延期及び払い戻し対応になったのですが、「すご~!リアルタイムキャッシュバック~~~!有難すぎて涙~~~~!」と戻ってきた金で同グループのチェキを通販で買いました。いや、払い戻す前は今年引っ越しもするしFrancfrancのシェルシリーズの食器とか買いたいなと漠然と思っていたんですが何故か結果論こうなっていました。こういう人間が書いているブログです。

ダメ人間の私のことは真に受けず、みんなができる範囲で楽しく推しを温かく見守っていきましょう。

おわり。