ぼくのはてな。

「推しのためならえんやこら」なバンギャルです。ヴィジュアル系、アニメ、漫画、ゲーム、アイドル、サブカルチャー。

一連の炎上で考える「バンドマン」と「ファン」の不安定さ

 

ヴィジュアル系で彗星の如く現れ、絵に描いたような大炎上(そして言い訳)をしているバンドマンがいて面白すぎました。やることなすこと全て火に油という流れを見て、ヴィジュアル系バンドマンよりも炎上芸人の素質があると感じました。ツイート内容を全文引用すると、

 

みんないろんなバンドが解散活休して悲しがってるけどバンギャがライブにあまりいかないお金を使わないようになったのが原因の1つになっているということを自覚してほしい

 

というもの。勿論、リプ欄では

 

  • お前が売れないことをバンギャのせいにするな
  • そういうこと言うからお前は売れないんだろ。
  • ファンは慈善団体じゃない
  • そんなに金が欲しいなら就職したほうがいいと思います
  • それだけの魅力が無いからお前には金は落とさないだけ

 

一方、こういう意見も見かけました。

  • これがバンドマンの本音だろうから、心の底では思ってるだけで言わない人もいるんだろうな
  • 確かに毎回『今日のライブ頑張ってください*ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭* ੈ✩‧₊˚』ってリプだけは熱心でライブ行かないリアとネトギャも多いから事実だよね

 

等のご意見も見かけ、カオスそのものになっていてやはりお金の話は揉める元!と思いました。ちなみに直近のブログでドマイナーの金銭事情まで赤裸々に暴露していて(後半は予想大会)『なんというか…すごいな……』っていう感想を抱きました。給料事情やライブハウスのことまで赤裸々にバンドマンがブログに書く時代になったことが凄い。

 

私は最初このツイートみた時は後者寄りの意見でしたが、もちろん良い曲や良いライブをしている自信を持って活動して発信してるというのは本当に大大大前提の話だと思っています。

でもお金もバンドを続けるにおいてすごくすごく大事なことだというのもわかる。

バンドはどうしても、自分たちのやりたいこと、理想だけではやっていけない部分もあるだろうし、だから所謂『売れ線』の曲や路線っていうのもあるんだと思います。

 

ファンがいなければバンドは解散する。

ファンがみんながみんな、ライブをゆるく楽しんでいる"ライト層"でもバンドは続けられない。

 

炎上での騒ぎを見てると音楽的・情緒的な観点からV系を見ている人(バンドに夢や理想を重ねて見ているひと)と、V系を金銭・ビジネス的な面で見ている人の(現実的にかかる費用や時間、そしてそのリターン)意見でぱっくり分かれていると思いました。たぶん。

ですが、元はと言えば

今回の炎上で一番ダメなのは、お金のことを公の場で堂々と言うことです。

御本人は『ネトギャに向かって言ったつもりだった』と言い訳していますが、たとえツイートの主語がネトギャだろうがバンギャル全体だろうが夢を提供する立場で、それをぶち壊すようなことを言ってはいけないと思います⚠︎⚠︎⚠︎

 

マジでバンドマンだろうが、誰だろうが、お客さんからお金をもらい、サービス(ライブ)を提供している以上、お金の流れを事細かに説明して「いかにバンドマンが大変か」「ファンがいくらお金を払わないとどの程度の赤字が発生するか」を説かれても、客側はそうか、頑張れ!!!としか思いません。

どこの誰だって例外なく夢や目標を追いかけるには膨大なお金と時間が必要なのは当たり前だからです。そりゃあ最初のうちで1人で何十人とお客さん呼べる人の方が稀よ!

 

私は勿論バンギャル側なので、バンギャルだって大変というのは自分もそうだし、周りのばんぎゃるちゃんを見ていてもとてもとてもよく知っています。あくせく働き、有給をもぎ取り、なるべく安い交通手段を抑え、1枚でも多くチェキを買う。お金もそうだけれど、社会人になると時間が一番のネックなので、定時ダッシュや夜行バスで帰宅後そのまま出社とかタイムラインで見たりします。私も去年フリーターな割に、職場が慢性的な人手不足だったのでライブ当日の休みは取れても前後のシフトが詰まりすぎて転換中に意識が飛ぶ程必ず寝不足でした。

 

まぁそれは置いといて!ここからは私的ファン側の意見。

ファンとバンドを繋げているのはライブです。

そして、ライブハウスで直接的にバンドとファンの金銭のやり取りはないかわりに「チケット」という仲介役が存在します。(ドリンク代とか物販もろもろは除き)

チケット自体お金を払って買うもので、これがないとライブハウスに入場できません。でもファンにとっての『チケット』はお金そのものではない。

だからチケットの半券を「思い出」として保存する人もいる。私も保存するタイプ!

 

ただ、ライブを1回、バンド側はライブに出演する、ファンの場合はライブを見に行くのには、お互い見えないお金の流れが存在する。

バンドは出演料・メイク代・機材・ツアーになれば交通費や宿泊費など、

ファンは主に交通費・宿泊費・物販など。

これらはお互いどれだけの費用がかかっているか具体的にはわからないが、1番やりくりが大変なのではと思っています。

 

でも大変だからといってお互いの見えないお金の流れ・頑張りを一方に押し付けたりしちゃいけないっていうのが私の一意見。

バンド側は好きで、夢を追いかけバンドをやっていて、ファンも好きでライブに行ったりCD買ったりするわけで、それを自分はこんなに大変なんだから一方が一方に向かって譲歩しなさい、尊重しなさいっていうのは一気にバランスが崩れてしまう。大変なのはみんな同じ!

 

 バンドマンはライブ1回やっても客が何人いて、さらに物販で何円使わないと、出演費用・メイク代・機材費でマイナスです!(=客がお金を使わないとバンドは解散の一途を辿ります!)なんていわれても、こちらが払うのはあくまでライブのチケット代3500円であり、やれ出演費や機材費が〜と言われてもそれに具体的にどれくらいの費用が掛かるのかなんて知らないし、ぶっちゃけ言うとそれはファンは知らなくていいこと。

 ただ、ファンも1回のライブで、交通費、遠征になれば宿泊費、物販に使うお金etc.はバカにならない。でもそれはバンドマンは知らなくていいことだし、ツアーになるとバンドマンも交通費・宿泊代がかかるのは一緒。「こっちだって、地方住みで都内に行くのに毎回バカ高い交通費払ってんだ!その上物販で"金使ってやってんだぞ!"」って話になるといよいよバンドとファンのバランスが崩れる。だから本当にお金の話はノータッチのほうが凄くお互い幸せ!!!

 

でもお互いがお互いの、見えないところを"想像して"(大変なんだろうな)と考えることも大事なんだろうと思います。

 

たとえば、私の好きなバンドマンでファンの気持ちを知るためだけにツアー中、機材車でなく高速バスを使い移動したバンドマンがいます。ファンの気持ちを歌った曲を書いたり、そうやって相手の立場になって考えることは、ファンにとってはとても嬉しいものです。

逆に、ファンっていうか、こういう話を別に友達とするわけじゃないから私は〜っていう話になるけど、私は去年はほぼ遠征などに行かずで地元の大阪、関西のライブを中心に行っていました。バンドは都内のバンドなので、わざわざ来てくれてありがとうございます!って意味で物販にお金を落としたり、CDも複数買っても手元に1枚あったらいいから他のバンドのファンの子と音源交換したり、気になってる!っていう子にあげたり、きっとバンドの人はこうしてくれたら嬉しいだろう!っていうことをしてきた(つもり!) 

 

そういうのがステージとファンを繋ぐ大事なものなんじゃないかと私は思ってます。

今やSNSやらインストアでも、よく言われる『距離の近さ』の話とかもそうですけど、だからといってファンもバンドマンも内情やら何もかも話したり、友達みたいに接することがいいわけじゃない。それがわかる人もいれば、何度言われてもわからない人もいる。本当にこのバランスは難しいよね、とファンの立場ながら思うのでした。

 

バンドマンとファンの前に、みんな1人の人間なんだし、音楽を通してバンドを通して出会った人に対して、信頼を損なうことを言って批判を買うのは当たり前って思考ができない人を私は好きになりたくないなぁ。

描く理想や追い求める夢と、ビジネス面を同時に考えられるのがプロとしてあるべき姿なんだろうけど、今のヴィジュアル系でそのバランスの舵取りをするにはよっぽど頭の切れる人がメンバーにいたとしても、とてもとても難しいことだと思うんだけど、改めて炎上の流れを見て、ヴィジュアル系ってお客さんのターゲット層が狭いうえヘビーなファン層に支えられてるバンドが沢山いるので、余計に色んなものが曖昧で不安定なんだろうなぁとしみじみ思うのでした。

 

何が言いたいかわからなくなってきてしまった!

けど、わたしやっぱりヴィジュアル系好きなのだわ!と思うし今回の件で自分の意見を発信してる人が沢山いて、「ヴィジュアル系もまだまだオワコンではない~~~!!!」と凄くほっこりした私です。

さらに件で私の推しくんが凄く長文のマジレスを投稿していて、それを読んだとき「私の推しくん、最高にかっこいいな~~!!!」ってもっと好きになったし応援していて良かったなぁと思いました。

人によっては"大人げがない"という人もいるんでしょうけど、私は少なくともちゃんと応援したい人に出会えてるって再確認できたことがとても嬉しかった!私の今の推しバンドマンくんは「好き!」思うことはまぁそうなんですが、「この人応援しててよかった!」って何度も何度も思える素敵な人です。

バンドを好きになるのは時間がかかったりタイミングもありますが、嫌いになるのは本当に一瞬なので、世のバンギャルちゃんには素敵な本命が見つかっててほしいと願うばかりです。

なんだこの話!

 

とりあえず、みなさま良きバンギャルライフを!

 

私と、ドイツ留学と、時々ロストバゲージ、完結!!!!!(仮)

大三部作!ロストバゲージ編完結!!!!

 

pi4a2x3o7x000.hatenablog.com

pi4a2x3o7x000.hatenablog.com

ロストバゲージして早2ヶ月が経とうとし、ドイツにきてからも同じく2ヶ月になろうとしています。

そう…お察しの方、いますね…、「なぜ完結なのか」ということに。

でも、私のTwitterご存知の方は、「え?戻ってきてなくない?」と思っているはずだと思います。

そう…

もうわざわざ言わんでもって感じですが、

なんと…なんと…

見つからなかった。

 

ううう…本当に本当に拡散などご協力いただいたにも関わらずすみませ…

私の荷物ですが、いまだにどこにあるのかどうかわからない状態になってしまっているのを知り、もう自分で調べるのは不可能なところにきてしまったのが諦めた要因でした。

前回、自分で「もう、ゴールしても…いいよね…」という謎のフラグをおっ立ててしまったばっかりに、想像したくなかった最悪な状況に直面してしまった…

 

さらに、半月前ほど、めちゃくちゃ目ん玉飛び出るようなニュースも飛び込んできました。

www.cnn.co.jp

いや、破産してもいいけど補償してから思う存分破産してくれ。

こんなに自分…運なさすぎでは…???って思ったことはありません。

  1. 往路の飛行機が遅延しトランジットできず
  2. さらにはトランジット先の北京でロストバゲージし、
  3. ロストバゲージした荷物も結局見つからず、
  4. さらには私の荷物の管理元である航空会社が破産する

どう考えても何か憑いてるとしか思えない(^▽^)

さらに+αですが、このニュースでただでさえ泡吹いてるのに、このニュースから3日後パスポート・定期・家の鍵が入ったポーチが盗難にあうというゴミ具合!!!!!!!!(パスポートは奇跡的に犯行現場の近くに捨てられており戻ってきました!わーい!)

 

去年の今頃は、あん○タで「推しがでない…推しがでない…」と呪いのように100連ガチャチャレンジしドブっていた時(しかも毎月)は、やつれてご飯が食べられないほど病み、ガチャで推しが出ないことほど不幸なことはない、私が全人類で一番不幸とよく思ったものだし、ライブのチケ発の度にありえない番号が来たりしたときも運がなさ過ぎてしにたいと思っていましたが、さすがにこの齢23の8月半ば、私よりも悪運が強い人間がいるだろうかと考えました。

 

もはや、悟りの域でございます。運気上がるどころか、下がってしまっています!!!!

でも、変にポジティブな人間でよかったなぁと思いました…結構ケロッとしているし「うわぁ~~~~もう日本帰りたい!!!!」ってならなかった自分にびっくりしています…頭が単純な構造になっていて本当によかった…()

 

というわけで、この記事は厄落としです!!!!落とさせてくれ!!!!いい加減浮上させて!!!!!!(^▽^)

 

それもあるし、私って結構ロストバゲージにしては稀なケースだと思うので、ここにディレイドバゲージおよびロストバゲージになった流れの"一例"として書き残しておきます。私みたいに、いやぁロストバゲージのロの字の可能性も思い浮かばないで荷物がロストしてしまった!にっちもさっちもいかん!って人、2週間以上経っても荷物が見つからない人、まじで早めの行動!そして自発的な行動が肝心なので跳ね除けられても逆ギレされても本当に頑張ってほしい。

 

…といっても、話すようなことって言ったら実はないっていうのもあって、前回のブログの記事に「乗り継ぎ先のストックホルムにある可能性が高い」と仮説を立てとにかく荷物の情報収集を中心に行動してきて、「結局なかった」っていうだけです。

たとえ一度ロストバゲージした荷物が見つかっても、無くなることは十分あり得るというのを私の荷物が証明してくれました。

さらに、社会問題および経済問題に巻き込まれるという情勢まで見事にカバー!

 

私の場合はおそらく人為的なミスでどこか遠い遥か彼方へ言ってしまったようです。

私が一番荷物のことでムカムカしていたのは、肝心の航空会社が本当にゴミだったからではありますが、自分の担当の航空会社が頼りにならない!って思ったら違う航空会社を頼るのも本当にアリだなぁと思いました。(私の場合だとAirChina)

でも対応してくれるかはそのスタッフの方によるし、航空会社のマニュアルや荷物を管理している会社のマニュアルもある、ロストバゲージしているのは自分だけじゃないし、私だけの例でいえば、私が使ったAirberlinは経営難による倒産になったのもあり、常に人手不足でAirberlinの公式Twitterアカウント@airberlin + lostというキーワードで検索するだけで1ヶ月近くロストバゲージしている人が直近でもゴロゴロ出てくるようなアレな航空会社だったので、「いやぁそんな人ゴロゴロいるし…まぁお金払っとけばいいっしょ!」(マジで海外は補償のお金払っとけば無問題だと思ってる)って思うか「1ヶ月も?!それは大変!全力を尽くすわ!」ってなってくれるかは担当の荷物会社によるんだと思います。ようするに運です。運だしどんだけ気を強く持てるかどうかだと思っている。

AirChinaの人には、問い合わせしすぎて「お客様、何度かロストバゲージのことでお問い合わせされてますね?!」と認知を食らってしまい笑いすぎて死んでしまいました。ちなみにテーゲルの荷物センターの人、AirBerlinの一部スタッフ、Schönefeldの荷物センター、認知くらいました。でも、残念なことにどこでもオキラでした。何もしてないのに…(大体オキラはこう言う)

 

というのが、私は荷物のことを調べるにあたりいたるところでキレ散らかしていて(元を辿ってちゃんと調べると私ですら"ベルリンに荷物が到着していない"ってことがわかるのに、Airberlinも荷物を管理している会社も有ることないことホラ吹くので、その対応が余計に腹立つ)、今回めちゃくちゃお世話になったドイツ人の子も引くほど怒っていたけど、なんていうか引いちゃうと話が終了するから、とにかく語学力があろうがなかろうが支離滅裂でも食い下がりました。「あ、そうなんだぁ…」って納得してなくても引くとこちらが損だから「いやいやどういうこと?!」って少しでもつつく、「ワカラナーイ(^▽^)」って言われたら「いやそれを調べるのがあなたの仕事でしょ」って強気に出ないと重い腰も上げてくれないということを学びました。メンタル鍛えたいときは海外がオススメです!

 

一応流れが

  • 北京で見つかったのもあり、AirChinaにとにかく荷物のことを詳細に聞き出してみる。(何時発の何便の飛行機に乗ったか、何時着で、どこで情報が止まっているか等)→2017/07/07 17:20には着いているがそこから「Airberlinの"AB8007便"に乗せる予定」という情報で止まっていること。
  • とにかくストックホルムから情報なし(ベルリンテーゲル行きの飛行機に乗ったかもしれないし、乗ってないかもしれない)ということで、ストックホルムの荷物を管理している場所すべてに連絡メール&連絡代行。
  • 昨日(8/29)、代行してくれた方から、「それらしい荷物はストックホルムにない」という連絡を受け、完全に行方不明状態なので個人的な捜索は終了。

というのがここ2週間の流れでした。そのうち、予定の飛行機に荷物が乗せられないとタグナンバーが変更になるという情報をキャッチしました。これはきたのでは?!ってBaggageExpress(Airberlinが委託している荷物管理会社)に一度問い合わせてみると「そうなの?!でももういいっしょ!1ヶ月以上経ってるからいい加減補償の手続き移ってね!」みたいな返事が来てAirberlinに対する期待全てを諦め個人でストックホルムにコンタクトする手段にでました。あるかもわからん補償の手続きに移れと言われるのだから怖い話です。

 

ストックホルムの各荷物センターの方々、メールの返事も早く、おそらく自分たちの仕事ではないだろうに調査し丁寧に返事を下さって感動しました。また、どうしても英語で電話しないといけない場面に直面してまじ~~~?!ってあたふたしていたところ、ダメもとでロスバゲについてアドバイスして頂いた方に問い合わせを頼むと快くOKの返事を下さり神様はすぐそこにいたと感謝してもしきれませんでした…この場を借りてまたお礼申し上げます。ご縁はだいじ!ってことをこの件ですごく学んだと思う。

 

おそらく、いまだに私の荷物は世界のどこかにあり(本当に何もなければ)、近くにあるかもしれないし、ないかもしれない。とにもかくにも、ストックホルムを出た形跡はないけど、誰かの手によって回収され、はたまた間違えてどこかへ送られてしまったかもしれないということで、もう2ヶ月経つのにそんな体力気力あるわけもなく、捜索は断念。

 

いや…でも長かった…

 

荷物を探しているとき、もうメールの返事が気になってしんどいとか、授業中も問い合わせの返信についてぼーっと考えちゃったり、せっかくちょっと遊ぼうよ!って誘われてもごめん時間なくて…;;って断ることもしょっちゅうで、いっそ早く信用できる人間に納得のいく形で流れを説明して頂き「ない」と断言してほしいと思っていたので、もうこれ以上はさすがにノータッチで行きたい!

荷物はもう返ってきたらラッキーということにしたい!!!

 

2017年8月31日に、私は全てを置いていく!!!!

 

最後にですがアドバイスや拡散にご協力いただいた皆さんありがとうございました!!!

9月1日からはここは通常運転でドイツのことをちょろっと書いたり、趣味のことだったり、まったり書いていきます。

 

それにしても、めちゃくちゃ不安なのが日本の家族にSNSバレ、ブログバレしていないかなということだけ非常に心配しています。(とりあえずネットで書き込みを云々~ってことは言ってしまった)  バレてやばいこともないけれど、お前ってネットではこんなキャラなのか…と家族に思われているかもしれない、バンド依存症、ソーシャルネットワークゲーム依存症女というのが全方位にバレていると思うと私にとってはロストバゲージしたときよりも凄まじい恐怖です。もし見ていたらそっとしておいて欲しい。知らない方が良いこともたくさんあるというのを私は知っている!

 

というわけで、大掛かりに動いた割に最後あっけなかったですが、これにて色々とおしまい。

ロストバゲージから1ヶ月、自分の荷物がまさかのベルリンにないのが確定でワロタ

どうも~~~~~~!!!!

pi4a2x3o7x000.hatenablog.com

4日前、日曜日にこのような記事をあげました!

Twitterの拡散ありがとうございました…!rtしてくれたひと全員にハグしてチョコレート配りまくりたいです。

また、ドイツの掲示板?みたいなとこにも書き込みしたところ、かなり多くの方が情報をくださりました。みなさま、めちゃくちゃありがとうございます!!!

 

あんまり言いたくないですが、「実は…」とairberlinという航空会社について何件かクソ過ぎる実態をリークしてくださった方もおり「だよね」と思って笑いました。詳しくは言えませんが。

 

また、いろんな方から「なんでこうなるまで放っておいたの?」「あまりに吞気だからこうなるのも当然」ともご意見いただきました。これは凄く私も感じております。ここまで大事になるとは!というより「いつか帰ってくるでしょ」って部分は確かにあって、でもドイツではそれは通じないというのをこの1ヶ月で身をもって学びました。待ってたツケが今全て来ているんだと思います。これは郷に入っては郷に従えなので私は当然だと思います。

知らなかったからわからなかった、じゃなくて知ろうとしなかったことがそもそもの間違い。

 

というわけで、もらった情報を頼りにまず、

 

  • そもそも、私の荷物はベルリンにあるのか?

 

ということに重点を置いて、ここ3日色んなところに伺いました。

そして結果、タイトル通りベルリンにないことがほぼ確定した。

 

前回のブログでは、2017年7月23日、問い合わせしたら「まだベルリンに着いてないし」って言ってたスタッフさんは正しかった。ディスってすまん!あんたのせいにして本当にすまん!だが許さん!

というわけでここ3日間まとめ!

 

  • 2017年8月8日(火) 同行の方を見つけたので、学校の帰りに合流し少し話した後弾丸でテーゲル空港に直撃。とりあえずメモを頼りに職員の人に聞いたところ、「荷物の管理本部に直接行ってみるといいかも」と言われる。

 

  • 2017月8月9日(水) 午前中、Airberlinの荷物管理局本部↑に向かう。すごく離れなので、とにかくめちゃくちゃに遠い!!!同行してくれた子に感謝しまくる。AirBerlinの主張が正しいなら、ここに送られたはずだが、なかった。ちなみに、この目でちゃんとくまなく倉庫を探させてもらった。マジか!!と思いつつ、これでAirBerlinの今までの主張が意味不明だということがわかってきてしまった。ここから語学学校に行ったあと、帰りに再びテーゲル空港に直行。今度は上司の方を呼んでもらい、直接交渉すると「ここは紛失から5日間は全力で荷物を探しお客様をサポートする場所であり、残念だが取り合えない。航空会社に直接聞いてくれ」と言われる。わりとダメ元で聞いたので、これでもうテーゲルに用はないことになる。

 

  • 2017年8月10日(木) ある方が「ベルリン市のLost&fundに行ってみるといいかも」(俗にいう市管理の忘れ物センター)に向かう。テーゲルからも荷物は届いているが、ごく少数だそうで、こちらも直接この目でくまなく探させていただいたがなかった。

 

総括:まずベルリンにない。

 

盗難の可能性とか取り扱いにミスがなければ、まずない。

 

ということは、AirChinaの発言が正しければ、これはまだ推測の範囲から出ないがストックホルムにあるのが濃厚になってきた。

 

これについて、確かに前回にブログにあるとおり私の荷物は一旦見つかったのだけど、ロストバゲージの情報をくれた人のなかで、気になった意見がインターネットの荷物追跡サービスサイトの表示はいくつか存在し、「ITEM LOCATED」(荷物が見つかりました)のあと、テーゲル空港にもし荷物が届いたならばコンピュータのシステム上で「RECIEVED AIRPORT」(空港に到着しました)という表示に変わるらしいのを教えていただきました。

私はもちろん、「荷物が見つかりました」という表示以外何もみたことがない。

え?あれ?まさかね…着いてないなんてことないよねと思っていたことが本当だったのです。

 

予想:おそらく、私の荷物はストックホルムまでは来れたけど、ミスでストックホルムからベルリン行きの飛行機に私の荷物が接続されなかったから死んだのでは?(AirChinaとAirBerlinの連携ができておらず、荷物の接続が途切れ荷物が中落ちして死んだ状態)

 

これについては、渡航時の遅延の件が絡んでいるんだと思います。

まだ引っ張るか!!!ここが一番トラウマなんだよ!!!って感じなんですけども、もともとストックホルム→ベルリンまではスカンジナビア航空を使う予定だったのが、遅延の影響で個人でAirChinaを介して航空会社に交渉しないといけないはめになり、渡航当日に色んな航空会社に掛け合いたらい回しにされ、結果的にAirBerlinに変更となりました。

そして、今の問い合わせの状況込みで思うのですが、Airberlinのことだから、「それ、もともとうちの荷物じゃないし」って言ってそうだなってなんか思ってしまった。

 

って考えています。こう、色んな可能性を考えて行動することさながら、私やってること探偵だなと思ってしまう!ちょっと今荷物うんぬん関係なく普通に楽しいです。笑えないですけど。今めちゃくちゃコナンのテーマが頭の中で流れています

「なぜ、私の荷物は一度見つかったのに、もう一度なくなったのか?」という確信に近づきつつある。

見つけたのはAirChina、そして再び無くしたのはゴミのAirBerlin。

全ての点と点が1本の線で繋がった感じがします。

 

私、もうゴールしてもいいよね。

 

すごくAIr見たくなってきた。もう!めちゃくちゃいろんなものを我慢している!今は活劇刀剣乱舞見た過ぎて命のともしびが消えそう。過保護のカホコも見たいです。

一応、もし荷物が見つかったら、よぉ~し!ぼくちゃん、ずーっと我慢してたご褒美に學蘭歌劇・帝一の國、全部ネットで借りちゃうぞ~~~♡ってそれだけが今の救いです。おそらく関連に残酷歌劇・ライチ☆光クラブも出てくるので、併せて借りたいと思います。エアモルド!エアモルドデムマン!Ermord!Ermord dem Mann!中二病だから誰かドイツでライチ☆光クラブごっこ付き合ってほしい。

 

話が逸れ過ぎました。とにかく!!!8月17日までに片つくかはわかりませんし、もちろん盗難やマジの紛失もありえるし、続々と色んなところからAirBerlinのクソみたいな情報が届きすぎるので、期待はあまりしすぎないのが吉かと思いますが、ようやく不明瞭だったものが徐々に明瞭になってきました。あとは周りを固めて、AirBerlinに死んでもらうだけです。

 

次回!あやちゃんが死す!デュエルスタンバイ!!!

 

 

ロストバゲージしてから1カ月経ったので経緯をまとめた

ドイツに、ベルリンに来てから早1カ月が経ちました。

今はまぁまぁ楽しく過ごしているわけですが、ただ1つ不可解なことに同じくロストバゲージしてから1カ月経ってしまいました…

日本でチェックインしたのを最後に自分のスーツケースは見ていません。

それどころか、1度荷物が発見されたにも関わらず、航空会社に再び紛失されるとこれまた奇奇怪怪な状況になっており今現在自分の荷物がどこにあるのか全く把握できておりません……クソ過ぎやしませんかね…

というわけで、ここに荷物が無くなった経緯から経過を書きます。

ので、一度ロストバゲージ(ディレイドバゲージ)した荷物が見つかったのにまたなぜか紛失したよ!(?)という経験をお持ちの方、または長期間(2週間以上)ロストバゲージした経験をお持ちの方、ベルリンにお住まいで色々手助けしてくださる方、とにかく色んな意見を聞き参考にしたいためみなさんの様々なロストバゲージ経験談と情報を求めております!!!

どんな情報でも構いません、自分ないし家族・友人・知人の体験談、ロストバゲージなんてしたことない・海外出たことないけどとにかくお前に物申す!、そんな航空会社使うからそうなるんだろwwwww等々、多方面からどんどん失礼してください!!!

 

ご連絡は@axoxamrのDMまたはaxoxamr☆gmail.com(☆→@)まで!

 

とにかく今現時点で問い合わせしてもろくな対応されていません…外国の洗礼…ううう、

荷物が見つからず、紛失したならもう運が悪かっただけだ、仕方ないで納得できるけど、なんで1度見つかったのにまた無くなることがあるのか本当に不思議で仕方ないのです…。

 

というわけで下記にまとめました!(長いですが渡航時点で事件が起きているため前置きが長いです)

渡航経路は関西国際空港→北京(中国)→ストックホルム(スウェーデン)→ベルリン(ドイツ)になります。

 

  • 2017年7月4日 まずトランジット先の関西空港→北京(航空会社Airchina)へ。 …のはずが、この時点で北京現地の大雨により1時間飛行機の中に缶詰めになり、大幅遅延になることを見越し乗客は一旦全員降ろされる。結果計6時間以上遅延、日本を出発する頃には乗り換えるはずの北京→ストックホルム行きはすでに飛んでいたため、職員に振替便について聞くと「北京現地に行って、Airchinaの職員に聞いてください。現時点では振替便についてはお答えできません」と言われ「え?振替便があるかもわからないのに一旦北京に飛べってことですか?」と聞くと「さようでございます」と言われて気が遠くなる

 

  • 2017年7年4日(現地時間19時) 北京に到着する。遅延でトランジットできなくなったことを職員に伝えると「一旦荷物をピックアップして、今日はこちらで用意したホテルに泊まってください。振替便は翌日の同時刻の便になります。」と言われてとりあえずホッとしたのも束の間、いつまで経ってもレーンから自分の荷物が出てこない。とりあえず、バゲージセンターの人に、「この便の荷物は全部出てきた?」と聞くと曖昧な返答で「とにかく待ってください」と言われて困惑。また同じ飛行機を乗っていた人で同じく荷物が見つからない人が何人かいたので、「トランジットですか?」と聞くとほぼ全員そうだったので、トランジットする人の荷物だけが降ろされなかったっぽい…この日は日が跨ぐまで待っても結局出てこず「翌朝また来てくれ」と職員の方に言われて了承してホテルへ。

 

  • 2017年7月5日(現地時間10時) 北京空港へ。職員に「私の荷物は見つかりましたか?」というとなんと「まだです」とご返答いただく。北京→ストックホルム行きの飛行機の出発は13時だったものの、搭乗口に行くギリギリまで荷物は待ったが結局出てこず、ここでロストバゲージ(ディレイドバゲージ)扱いになる。すべて諦めて、リュック一つでストックホルムへ。

 

  • 2017年7月5日(現地時間17時) ストックホルム空港へ到着、振替便についてはこちらでまた現地の職員の方と交渉しないといけなかったため、AirChinaの職員に交渉してなんとかベルリンに行けることになる。そして元々使う予定だった航空会社スカンジナビア航空から振替によってAirBerlinに変更になる。(ここで私の荷物の大元の管轄下がAirBerlinになったらしいことを後で知る) ここからこの航空会社と長い戦いになることもいざ知らず…
  • 2017年7月5日(現地時間22時) ベルリンに到着。バゲージサービスセンターに行き、とりあえず荷物の紛失届を提出する。このとき「私の荷物、現時点でどこにあるかわかりますか?」と聞くと「あなたの荷物の情報が多すぎてわからないわ」と謎の返答をいただく。たぶん、ストックホルムからベルリン行きの飛行機に乗るためチェックインをする時、「荷物は?」と聞かれて「実は北京でロストバゲージしてて…」と返答して一度荷物番号を聞かれたので調べてくれたんだと思われる…今でも謎!

 

  • 2017年7月8日 インターネットの荷物検索サイト(http://www.worldtracer.aero/filedsp/ab.htm)で「ITEM LOCATED」(荷物が見つかりました)と表示される。

    f:id:pi4a2x3o7x000:20170806231901j:plain

    ヤッター!!!と思って、とりあえず英語で問い合わせ欄から「テーゲル空港(ベルリン)に私の荷物がついたら連絡してくれ、空港まで取りに行きます」と送信(ベルリン到着時から7月28日までホステルで生活を予定していて住所が安定しなかったため、発送は元々希望していなかった)

 

  • 2017年7月12日 ↑からなにも連絡がなかったため突撃テーゲル空港に訪問、すでにベルリンに荷物があるということがわかったものの、バゲージサービスセンターの方に「コンテナーに沢山荷物があるうえ、それを1つ1つ確認しているのでどれがあなたのものかわからない。また明日来るか、こちらから連絡してもいい?」と言われてしぶしぶ了承。ただ翌日は都合上テーゲル空港に行けなかったため「荷物が取りに来れる状態になったら、すぐに連絡が欲しい」と現地のSIMカードも入手したためこちらの電話番号を伝える。

 

  • 2017年7月18日 連絡が来ないため、再びテーゲル空港のバゲージセンターへ行くと、まさかの、「もうここにはないよ」と言われて意識が一瞬飛ぶ。どうやら紛失届を出してから10日も経つとほとんどの場合は見つかり本人の手元に行くので、荷物の管理局の本部へ私の荷物は転送されてしまったらしい。そんな…!私連絡待ってただけなんですけど…!と駄々をこねると、「ここにないのは事実だから、ごめんね」と言われる。このときAirBerlinの苦情受付センターに言ったほうがいいかもしれない(www.airberlin.com/complaint)と言われて言われるまま帰宅後苦情メールを送信。(おそらく補償のことも込みでこちらから問い合わせろということだったというのに後で気づいた)

 

  • 2017年7月23日 バゲージサービスセンターの方から返信が届くが、「あなたの荷物、ベルリンにあるどころかそもそも見つかってないですけど…?」と謎返答を頂く。

    f:id:pi4a2x3o7x000:20170806232931j:plain

    「え?確かに見つかったはずですし、荷物の追跡サイトにも"見つかりました"と表示されています。テーゲル空港のバゲージサービスセンターの職員の方も"あなたの荷物はすでにベルリンにある"とおっしゃっていましたが…」と返信すると「いえ、着いていませんし、見つかっていません。」との返答。「ファッ?!」以外何も言えません。とりあえず荷物追跡サイト(http://www.worldtracer.aero/filedsp/ab.htm)の情報が一度↑を対応してくれた職員の方に荷物情報を削除されてしまった(もといもう一度、自分の手で自分の荷物の情報を正確に入力するように言われた)ので、入力し終了。

    f:id:pi4a2x3o7x000:20170806232930j:plain

    再度、荷物検索すると「ITEM LOCATED」と表示されていた部分が

    f:id:pi4a2x3o7x000:20170806232910j:plain

    「TRACING CONTINUES, PLEASE CHECK BACK LATER」(荷物を引き続き捜索しています、時間を置いてからチェックしてください)になり、

    f:id:pi4a2x3o7x000:20170806232917j:plain

    コンピューター上で荷物が再紛失した状態になる。意味不明のままこの日は終了。

 

  • 2017年7月24日 とりあえず、荷物の情報が必要なため、両親にAirChinaへ日本にある問い合わせ窓口に電話で「⓵自分の荷物は確かに日本を出ているのか?」「②AirChinaの把握している範囲で自分の荷物がどこまで行ったのか聞いてほしい」と連絡し、「⓵日本は確かに出ていて、7月7日に北京→ストックホルム行きの飛行機に確かに乗せた」こと、「②ストックホルムからベルリンへはAirBerlinに航空会社が移ってしまっているためわからない」ことを教えてもらう。ただこの時点で荷物は確かに見つかっていること、7月8日に荷物の追跡サイトでの「荷物が見つかりました」との表示は間違いではなかった確証が得られる。

 

  • 2017年7月25日 昨日のことを踏まえ、テーゲル空港のバゲージサービスセンターに行き状況を説明して、「私の荷物は現時点でどこにあるかわかりますか?」と聞くと、なんと「送ったってあるけど」とまた意味不明なことを言われる。「えええ?!?!どこにですか?!?!!」と聞くと「そこまではわからないから、AirBerlinの職員に直接聞いてほしい」と言われるも、結局空港内のAirBerlinの職員の方々誰もまともに取り合ってくれず「そこまではわからない、知らないから問い合わせてくれ」と言われる。そしてその後問い合わせるも「そんなことは知らない」と言われる。知らないってなんだ…

 

  • 2017年7月27日 結局それらしい荷物は届かなかったので(知ってた)、テーゲル空港へ。バゲージサービスセンターの職員の人に経緯を説明して「私の荷物、あるって言われたり、ないって言われたり、送ったって言われたり、無茶苦茶なんですけど……」と言うと、「もうこちらでは把握しきれないところまで来てしまっているから、荷物管理局本部のほうに問い合わせてみて」と言われて終了。ちなみに荷物管理局の本部というのは、私がずーーーっと問い合わせしているところです。(service@baggageexpress.de) 完全に心バキバキ!

 

  • 2017年8月3日 バゲージサービスセンターより問い合わせの返信メール。「通常4週間以内に荷物は見つかるが、あなたの場合8月17日までに見つからなければ、あなたを完全なロストバゲージ扱いする。補償については保険会社またはAirBerlinのインフォメーションから問い合わせるように」とくる。f:id:pi4a2x3o7x000:20170807032255p:imageいやいや、1回見つかってるから!!!という文は完全に無視か?ちょっと待ってーーーー!!!!!どうしてこうなった…←今ここ

 

 

という感じになっております。

こう今考えても、どう考えても7月23日にメールでやり取りした職員の方が私の荷物のあらゆる情報を一度おじゃんにしたせいだと思うんですが、いやいや、マジで本当にわらう。わらうしかない。

まさか自分がロストバゲージするとは、というところまで考えがいかなかったのは完全な自分の落ち度です。

…が、荷物が見つかり、またロストバゲージするとは???って思います…、そこが一番納得できません。お金は補償してくれても、こうやって航空会社に対していちいちとってる時間が惜しい。

1度荷物が見つかってるのは確定事項だし、なんなら1ヶ月自分の荷物見てない私ですらここまで荷物の追跡ができているのに、「知らなーい!」「わかんなーい!」で済まそうとする航空会社がダメダメとしか言えない。明らかに私の荷物がまたなくなったのは、航空会社の人為的なミスなのに認めようとしてくれません!

自分の荷物が手の届く範囲にある(かもしれない)のに、もやもやも取れずここ数週間のせっかくの週末も遠くに出かたいのに出かけられずにPCとにらめっこして不毛なメールのやりとり!!!!

ぶっちゃけ、ここまで見つからないと、どこかで窃盗にでも遭ってて航空会社はそれを隠したいんじゃないか…?とかも考えちゃいます。。。それか航空会社側で手違いか何かで荷物の扱いにミスがあり、それを全力で隠したい為、いっそ紛失扱いにしちゃえ、みたいな…(そうだとしたら会社的に笑えません)

 

はたして8月17日までに、私の荷物は見つかるのか?!届けられるのか?!

お手数ですが、情報提供よろしくお願いします!

+αで書きたいこと

 長いけどどうしても書きたい!

4/1は2年ぶりにステージでギターを弾く本命の姿を見て、あ~~好き〜〜〜って号泣しまくった私です。今も思い出してはうるっとくるけど、話はもう少しだけ続きます。

 

過去から繋がる今の話。

アヲイが解散するほんの少し前の2014年10月1日、新しいバンドがまた発表された。2014年は解散ないし解散の発表をしたバンドがゆうに70も超えたような「ヴィジュアル系氷河期」を疑いたくなるジャンルとして不安定極めた真っ只中な年に*1『このバンド、売れるの…?!』ってアヲイとはまた違うベクトルで個性の強いバンドが現れた。

 

それが私が今応援してるDevelop One's Faculltiesで、そのメンバーのruiくんも、本命の慎ちゃんと同じくギタリストです。さらにライブでは同じくステージの上手にいます。

その『DOF』自体も異質で、私が今まで応援していたSadieはほとんど王道路線なヴィジュアルロックを貫いていたし、アヲイ(こっちは哀愁ロックとかアンダーグラウンドブラックロックと言っていた)とか、ちょっとMy BACTERIA HEAT IsLAND(ここも激しいがわりとアブノーマルな位置な気がする)も行ったりはしてたんだけど、それとはまた別の系統のヴィジュアル系であり、ジャンルの中ではかなり珍しい、というか今までになかったバンド。だと思う。

見ていた人も関係者含む誰もが『確かにこのジャンルの中では新しいが、このバンドで一発当たるのか…?』なんて思ったに違いない…。まぁ私ですけどね!逆に『このバンドが売れたら、面白い』と思ったりもした人も絶対いるはず。ただバンドとメンバーが発表され、『フラスコを振ると天秤揺れた』のMVが公開された時、雲行きが怪しいまでは行かなくても『この先、もしかしてこのバンドを組んだ本人達ですらどうなるかはわからない』ような不安定さは確かにあった。

そのバンドが、2周年を迎えた時にはキャパ800の新宿BLAZEでソールドアウトには届かなかったけれど満員御礼と言わんばかりにフロアが人でパンパンの周年ライブをやっていて、今月には東名阪仙で箇所によってはソールドアウトも出すワンマンツアーを敢行するものだから、徒歩で着いてったファンの私ですらヴィジュアル系も捨てたもんじゃねえ!』って感心したりもする。。。

 

そんなバンドの中で、上手にいるギターの彼を自分視点から少し話してみたいと思う。

 

いっても私はまだ2年しか応援はしていないし、ライブを見る頻度っていっても月に1度がいい程度。ruiくんはヴィジュアル系に珍しくフェンダージャズマスターを使ってて、邦ロックの方で言ったらこのギターは持ってる人が多いんだけど、これがヴィジュアル系ではあんまりいない。ヴィジュアル系はメタルとかハードロックが主だから、名前の通りジャズ向きのこのギターを使っている人は当たり前に凄く少ない。一言で表すならめちゃくちゃ変わっている。(なのにDOFと対バンする界隈のバンドのギタリストはわりと使ってる人よく見るのでメジャーなのではと錯覚します)

ファンである私がこんなこというのも、大変申し訳ない話なんだけど、ruiくんは、慎ちゃんを初めてライブで見た時ビリビリッ!とした衝撃が全身走るくらい、「私の好きな音」弾いてくれる人ではなかった。初見の時から今の今までこの謎の直感で好き!かっこいい!って感じる「ビリビリ」は彼に対して発動したことはない。むしろ、対バンを見ていて彼以外のバンドのギターに「気になる」と耳のアンテナが立つこともあ…る…げふんげふん。本当はこういう比較はファンとして絶対してはいけないんだけど、後述に繋がるので書いたものの胸が痛くなる…ギタリスト同士だからって比較したいわけじゃなくて、それぞれ良さは勿論あります。知ったか評論家みたいなことをしたいわけじゃなく、あくまで個人的な話。

そんなこんなではじめてDOFを見た時の感動は、ギターを弾いている彼じゃなくて、その存在そのものだったんですよね。

で、DOFにちまちまと大阪だけ、ライブに行き始めてからまもなくして「この人、機材おたくでギターやエフェクターや色んな話はするけれど、"自分自身を表現する音”みたいなものは見つけられてないんじゃないのか?」っていうことに気づいた…というと語弊があるので思ってしまい、勝手にライブ後落ち込んだ時があった。おおまかにいえばruiくんのバンド遍歴はthe Pumpkin Head、ケミカルピクチャーズを経て、今のDevelop One's Facultiesの結成に至り、もうこのジャンルも10年選手なはずである彼ではあるんですけど。それは、ギターボーカルのyuyaさんのギターの個性とバンドの個性も強すぎるのもあるし、マイクスタンドからほとんど動けないyuyaさんに変わって、パフォーマンスにステータス全振りなのとかもいろいろあると思う。

現に、私が初見の時からステージングは一級品だし、この人はお客さんをノせる才能は本当にすごい。決してお客さんを無理にノらせるんじゃなくて、お客さんの方からその人自身の意思でバンドへ歩み寄るようにノせることをruiくんはできる。前から後ろまで、端から端まで俺のテリトリー!と言わんばかりにどこでもそれをやってみせる。

そうであっても、視界が賑やかなのを余所に、ひとたび耳に意識を集中させると思考が止まっていく。私が感じるruiくんのギターはDevelop One's Facultiesというバンドの色に対応した"色"なのであって、"ギタリストのrui自身の色"じゃなかった。4年しかライブハウスに入り浸ってない、機材もそんなに詳しくないたかがファンの戯言なんだけど。でも、対バンで他のバンドのギタリストの方を見ても、長く活動している人ほど、自分の音の表現の仕方と、それをバンドに馴染ませてそれでもいかに自分の個性を殺さずに、バンドの"相乗効果"になれるかわかっていると思う。こういう人たちは、すでにギタリストとしてある種完成した状態だと思う。と言っても音楽や創作に携わっている人なら誰しも完成という終わりなんかなく、ここからまた暗中模索でさらにいいものを作り出すための終わりのない終わりを求める無限ループなんだけど、とりあえず第一形態の形成完了みたいなものだと思ってる。輪郭があって、ちゃんと顔がある。その時のruiくんのギターは、輪郭はあるけど目や鼻や口の位置が定まっていなかった。

それがライブをコンスタントにやっているのもあってか、去年はかなり活動的な年でスケジュールも過密傾向で心配ではあったんだけど、バンドはもちろん彼自身もギタリストとして見違えるくらいに成長していった。これって本当に凄くない…?!って私は思う。私が見るたった月に1度のライブで、私が見ていないひと月の成果を感じられる。ほんで、ペットは飼い主には似るとはいうけど、急に攻撃的になったり優しくなったりって機材ってやっぱり弾いてる人の個性を受け継ぐ分身なんだなって思った(笑) すべて私が勝手に感じることで、音作りがどうのこうの、弾き方が、音の抜け方が〜とかじゃなく比喩表現ばかりで傍から見ると頭の弱い人なんですけども!

とにかく本当に面白い話だけど、10年以上このジャンルに腰を据えている彼が、ここにきてめちゃくちゃギタリストとしてぐんぐん伸びていることを実感できている。いちファンは嬉しいです。今までサボっていたツケとか言わないね…(笑)、ここだから、今だからメンバーはもとより色んなバンドにガンガンもみくちゃにされて、成長できているんだって私は都合のいい解釈してます。

それくらい、良いバンドなんですよー!お互いがお互いの長所を前面に出し合って、短所はお互いがまたカバーし合う。

そういうバンドと、応援していてめっちゃくちゃ楽しい!面白い!今までにない!って思える人ができてしまった私は、思い出よりもDOFについていくことを決めました。私はこれが結果的にとてもよかったことだと思ってます。うじうじしてた自分を、ライブハウスに引っ張り出してくれるバンドがいて良かった。じゃないと4/1も行くことはなかったろうし。

 

ruiくんは成長してそれでも、今の時点でやっと芽が出て、ようやく茎が成長してきた「まだまだ発展途上」だと思っているけど、これからまた物凄い勢いで大きく蕾を膨らませ、立派な「花」へと成長する過程を見れるんだってことが私にとっての初めてで、ひっそりと楽しみにしている事だったりする。

「ステージの上でも、自分にも花が欲しいと願いを込めて」、と自分の衣装やメイクに花をあしらっていたるいくんが、花で着飾らなくていいくらいステージも本当に良くなった。ライブは全身フルで使って表現しているのはいつもだけど、煽り抜きでステージの上手へ自然と目線を吸い寄せられるような豪快な派手さと美しさと、繊細な部分も出せるようになったと思うし。私の語彙力ではなかなか伝えられもしない、「百聞は一見に如かずやで!」とライブ見てきて!と言いたいくらいには!そんなどんどん良いステージを4人と共に一緒に作っていて、それに賛同する人たちが沢山現れてきて、そしてギタリストとしても「花」を咲かせる過程を今、彼は地に足踏みしめて、前へ進んでいる。そんな「今しかないこと」を見守れるという感動。いい話やね…(?)

確かに本命は慎ちゃんでそれに対して変わるような揺らぎも今のところ一切ないのは事実ではあるんだけど(笑)、またruiくんも自分にとっては掛け替えのないギタリストになった。むしろ、バンドマンという枠ですら今まで出会ったことのないタイプなので、余計に今が楽しく感じるのかもしれない。満を持して大輪を咲かせたとき、自分の中でruiくんという存在がまたどう動くんだろうって今から楽しみです。

君は、本命という名の新興宗教の神になれる自信はあるか…(?)

って悪徳業者のお誘いでは決してないです。ね!それはそれで、もし数年後成り代わってたら面白い話ではあるけどね。ただあんまり自分の中では、そんな簡単なものでもないので話は曖昧に濁しておく。

 

大体、話したいことは話せたかな?もう今月のワンマンツアーの大阪で、私はもう一つ大きな「区切り」を迎えるし、その4/1から気持ちが軽くなったので、切り替えというか、とりあえず今私はここにいます、的な感じです。今更か!笑

Develop One's Faculties。お互いがお互いの能力を高め合っていく。進化していく。そんな意味合いが込められたバンド名。自分も、たったほんの少しだけでも、DOFとruiくんのその成長の過程のお手伝いをできていたらいいなぁと思う。今までも、もちろんこれからも。おわり!

2017/04/01 2年ぶりに「本命」のステージを見てきた(for severe addicts only@心斎橋Paradigm)

f:id:pi4a2x3o7x000:20170402044122j:image

 

 2017年4月1日、年度変わり初のライブは『for severe addicts only』でした。

 

当日、開場に間に合わせて行くどころか、タイムテーブルが出たのを良いことに19時20分頃に箱へつき、心斎橋paradigmへ入って、チケットを出した時、「どのバンドさんを見に来られましたか?」と聞かれ「フォ、フォー……フォーー…。フォー、シビア、アディクツ、オンリー…です……」とバンド名をしどろもどろになりながら言って入場し(もぎられた半券に赤ペンで"for"とだけ書かれてたの笑ったw)、ああ〜まだ転換の時間じゃないのか…って前のバンドのライブが中継されているのをロビーでぼーっと見つめながら、いつもと違う箱だから緊張するなぁ〜!っていう高揚感でもなく、『明らかに気持ちの構え的にも違う雰囲気』で、そわそわしたりして。 

 

f:id:pi4a2x3o7x000:20170402044122j:image

 

先にもう結論を言うと、本当に行ってよかった………と思った。

 

今も、凄くふわふわとしてる。自分が見たのが夢か現か、でも確かに私はそこに行きました。

フロアに入った時、そして私はなんの躊躇いもなく上手へ向かった。

転換時の、音出しの時、ボロボロの薄い幕の向こう側に確かに私の大好きな人たちの音がある…好きで好きでたまらなく、追いかけていた音がもう目と鼻の先にある…と思うだけでまだライブも始まっていない明るい客席で、目頭が熱くなった。

でも、そんな中でも、私は自分のこの足で、ちゃんとここに来たのに、チケットだって前日ギリギリセーフで前売りのイープラス滑り込んだのに笑 『夢の中にでもいるんじゃないか』と思ってた。

 

そうやって、またほとんど思考も停止して脳細胞を毎秒死なせながら笑、出演予定時間にもなる19時35分も間もないころ、いよいよ暗転した時全身の脈がドクドクと暴れ狂ってる

始まる…!って思って幕が開いた途端に、ドラムのRyoさんが出てきた。サキくんも出てきた。

登場SEもないなか、そろりそろりと暗い影を落としながら一人また一人と出てくるときに、ファンがするメンバーコールに「この感じ、なんか本当に懐かしいなぁ」って物思いに耽っていたら、慎ちゃんが出てきた。

 見た瞬間、まず思ったこと。「あ、生きてる……動いてる……」当たり前や。

でも、それくらい、ステージの上の彼のことを見てなかったんだし、そう思うのも仕方ない…。最後にライブハウスで見たの、もう2年も前になるんだし。(2015年の2月、umbrellaの唯さんの生誕祭でのdotrip.とLOKIのステージ以来) あと去年で慎ちゃん何歳になったんだっけ…確かに絶対30オーバーなのに若返っているんですが…って見た目のギャップにビビる私。。。

というか、The THIRTEENのライブで1度彼を見てるんですよ、大阪MUSEで。私関係者席のほとんど真横にいたから、視界の端になんか背ェでっかい人きたなーってチラって見たらいて、死んだわけですよ…。でも、その時姿かたちをはっきり見た覚えがない。シルエットは見たときにほんまに改めて見ても、私が見てた時より痩せたなぁ…って思ってて、今回はスーツだったから余計シュッてしたように見えた。いうほどガッリガリではないけど、ご飯はたくさん食べて元気でいてほしい。

RyoさんはそのThe THIRTEENのドラムサポートをしているのもあって、去年その11月のワンマンツアーの大阪MUSEで見てるはずなんだけど、自分のなかではほとんど別人だと認識するように「Ryoさんもみんなと同じく久しぶりにライブで見るみたいに感じるなぁ」って思ったりもした。

 

あーーーと思いながら、少し間をおいて進さんもステージに上がった。進さんも、ぜんっぜん変わってない…!最後に見たの、いつだっけ…って思ったら、進さんも2014年の12月の空【ku:】以来か…そりゃあ私も年とるわ…あっちは実年齢、見た目年齢と伴ってない少年のようなのに…笑 バンドマンの三十路も怖いけど、四十路もなかなか怖いね!女の私からしたら本当に羨ましい

 

そしてもうすでに1曲目から、ほとんど中盤まで、放心状態だった

 

慎ちゃんを見ながら、「見た目こそ少し変わったのかもしれないけれど、何も、何も変わってない」と彼のステージングをみながら、(お前は今日泣かないわけがないんだからもう手に持っとくのが吉と事前に準備した)右手に握りしめたハンカチの存在なんかも忘れて、自分はずっとステージの上手を見据えてボロボロと泣いてた。

私が、2013年の1月に電撃が走ったように惚れ込んだギターを弾く君に出会ったあの頃を思い出すような全身ビリッとした衝撃をうけた時と、そして2015年の2月に見るのにも聴くのにも精一杯だったくらい大好きなまま別れたあの頃と変わらず、慎ちゃんはそこにいた

怖いくらいそのままだなと思った

ギターを弾きながら楽しそうに、痛そうに、嬉しそうに、悲しそうに、コロコロと変えていく表情も、それに呼び応えるみたいに変わるギターの憂いさと優しさを帯びた音も、ときどきフロアを見据える鋭い視線もからかうようにメンバーを見る目線も、そのままだった

 

最初半分くらいはりょーさんの方を向いてたから、顔こそ見えないけど、スピーカーから聴こえる音が確信を持てるくらい自分の好きな音だった

なんとも言えないけどひたすらにその時は無性に泣けた

 

そして、ひとたびステージ全体に目を移せば、一番最初に「ほんっとうに、こんなに、ロックバンドさながら泥臭くて汚くて、でもそれが最高に似合う人たちって、きみたち以外いないんだな」って思った。素で「かっこいい」で圧倒されすぎる4人の今のステージ。着飾ってるわけでも、また変に気取るわけでもなく、4人とも素でこのバンドの音楽を楽しんでいるからこそ出る魅力があった。音源も配信されているものもリリースされたものも(CDの方はアヲイから申し訳たたないくらいお世話になってるフォロワーさんに物販代行頼んだそのあと、大阪のV系CDショップに置かれることになってそれ早く言ってーーー!笑 と申し訳なさで泣きそうになった笑)死ぬほど聴いたけど、生音の迫力が全く音源とは別物で、この裏切られ方、「聞いてるこっちがなんか悔しくなる」この面白い感じも、懐かしいってまた泣いた

りょーさんは自分の見てた位置の都合上あまり見えなかったんだけど、ちらりちらりと見えるたびにものごっついライブ嬉しい!ドラム楽しい!って顔に出てて、サキくんはフロア見て相変わらずニヤニヤと楽しそうなお客さんを観察してて、慎ちゃんはほとんどフロアほったらかしで俺!俺ーッ!俺のギター!ってやってて、進さんはキメ顔キメながら(よく見るとキメれてはなくて険しい顔で笑)歌ってて。それ、前は当たり前のように見てたのに、見える景色全部が全部、変わってないのが、私もとてもとても嬉しかったしそんなみんなを見て私もまた相変わらずかわいいって愛しさで胸いっぱいになるわけですよ

あとMCで進さんが関西弁喋るの聞くの私マジで人生お初では…?!って衝撃をうけた。進さん、バンド内では一番年上なのにいじられかわいいキャラなのずるいな…空【ku:】ではバンド内だと年下だからそこでも可愛がられてるキャラなのに先輩風吹かせられてないところ心底可愛すぎてシンドイ!MC自体はゆるっと、でもサキくんがキレのあるツッコミしつつ、りょーさんボケ、それ見て笑う慎ちゃん。それも見てあ~ってMC聞いてて「面白い」よりまず「感慨深い」って思う私…

どんどん語彙力が失せてくる。

 

でも、ギャンギャンすんごい褒めちぎってるけど、1曲目からライブ途中でハッ?!ってなるまで、人間、体の7割が水分だけどすでにもう5割は目から出たって思うくらい絶え間なく涙が出続けて、私、そのとき単純にfsaoは「純粋にライブや音楽自体を楽しむの、今の時点では無理だな」って軽く悟ってしまった。そして、このバンドが絶対にこれから先、自分の1番になることがないってことも。

確かにライブはかっこいいんですよ。メンバーの4人中3人がアヲイということもあって、曲しかり歌詞しかりアヲイ成分強めだけど、そういう応援してた情を抜きとしてもかっこいい。正直こう思うのも悔しい。身内臭漂う似た界隈関西ドマイナーバンドと対バンしてるの、色んな人に見せることはできていない、バンドもファンすらも「身内」にしか見てもらってないっていうのが心底勿体ないなって思う、そこらへんはメンバーのジャッジ次第なところではある、「売れるため」にこのバンドは組まれてないわけだし。

そう思いつつも、自分がfsaoを見るのは、所謂メンバーの「生存確認」に近いと思ったんだ…。「元気かな」って様子見程度のフラットな気持ちで言ってもこんなに好きで好きで不安定になる。まだ、こんな関西の暗くて狭いライブハウスのステージで音楽を続けてくれている、そんなみんなを見守れる「幸せ」はあっても、申し訳ないけどライブのなかに「楽しい」は全くもって一切なかった。「楽しむ」っていうのは自分の気持ち次第だけど、まだ難しいと思う。

 

時間が解決してくれるって本当で、当時受けた解散ショックのちの病み期とか新盤組んだショックは癒えた(はず)だけど、年単位で時間が過ぎてもこれなもんだから、一体何年かかるやらって話である。それだけ、慎ちゃんしかり、Ryoさんも、サキくんも、進さんも自分にとっては個々の存在自体も、バンドのイメージも色濃く残っていて、それをまだ完全に振り切れてないんですよね。でも、ライブは本当に行ってよかったと思う…変な意地や、後ろめたさも振り切って、厚顔無恥でライブハウスに恥を晒しに来てよかったです…これは本当に。タイミングって大事。逆に、今日のライブに行けなかったら、行かなかったらこの先で一生「行かない」選択肢をとっていたかもしれない。

あと、私は自分のことやり終えるまで(留学し終えるまで)、絶対fsaoは行けない、行かないって謎の制約設けてて、でもこれも結果的に破ってよかったと思ってる。留学し終えて、就職して、さあライブに行こうかなってなったとき行くのかなってなったらそうじゃないんだろうなぁって。今、この時、ちょうどリリースもあって、視界にfsaoを置いてる自分がいる、さすがにもうfsaoが結成して1年と半年も経って気持ちもこじらせた気持ちも落ち着いてて、なによりこのライブに行かないことが、自分の一生のうちで勿体ない選択肢でありたくない。

まず!見よう!見てから考えろ!って思い切って、4月1日の私よかったね。直前までイモってしまったけど、4月ももう3日になっちゃったけど、今まで心の中でもじゃもじゃしてた気持ちがびっくりするくらい軽くなって、むしろ幸せなんだよ。ドーパミンガバガバ!怖い話だね、単純だね…前回、あんなブログも書いたのに。

逆に見なかったからこそ、思い出のなかの黒い箱に閉じ込められて、負の無限ループでもじゃもじゃがなかなかとれなかったのかなぁ。でも、2015年10月にあんなに発狂してた自分、本命の事含めてメンバー全員を「残酷な人たちだ」と切ってしまった自分よ!1年以上もかかったけど、そんな気持ちは埋葬したよ。君はやっぱり腐っても慎ギャなんだ。

fsaoというバンドは、自分の中で1番にはなれないバンドなのかもしれない。でも、ギターだけは、どこの何をとっても、ギターの奏でられる一音一音がとても自分の追い求める理想の塊のような音で、そしてそのギターを弾く慎ちゃんも、ステージングから音楽に対する思いも姿勢も大好きがいっぱい詰まった1番には変わりがない。

 

今回、ライブに行って今思うことって『for severe addicts only』のバンド名さながら、自分、ギタリスト慎という人間が生きているという情報を目や耳で摂取しないと多幸感を得られない中毒者なのでは……(わりと真面目)とやっと思えてきた。す

このライブで得た自分の総括、『本 命 は シ ャ ブ 』

こんな頭のわるい総括しかできない自分がかなしい。

最近は自分にとって「本命」って言葉の重みが凄くて、アイドル用語からパクって「推しバンド」「推しメンバー」っていう(その方が、応援してる自分としてもフラット)っていう勝手な決まりを作ったんだけど(笑)、それくらい、本命っていう存在は新興宗教の神様にも等しいたったひとりの存在なんです。「推し」は何人でもいていいけれど神様はひとりしかいない。それが私にとっての慎ちゃん。こんな面倒なファンついてごめんねって思うけど、ここまで人を狂わせるって、ある意味才能であり魅力なんだよ、きっと。よかったな!(?)もう私は慎ちゃんの視界の入らない端のほうで勝手に見てると思うけど、勝手にこれからもよろしくね。ギター、変わらずファンの見えるところで弾いてくれてありがとう。やっぱり慎ちゃんのギター、いつ見てももっともっと沢山の人に評価されるべきだったと思うし、それが叶わなかったのが今でも納得いかないくらいかっこいいよ。見つけられただけ私は幸せなんだろうけど、私はわがままなので、どうしても君のギターや、アヲイというバンドも、大阪BIG CATのキャパ人数も超えるもっともっとたくさんの人に認られてほしかった。そんな気持ちだけで前のめりになって、ひとりよがりに気持ちぶつけてしまって本当に申し訳ないと思ってる。ごめんなさい、やっぱり好きです…ってなんだこのブログは…

もうこの気持ちも伝えられることはないんだろうけど、新年度1発目、気持ちの切り替えになるいいライブにお邪魔させてもらったと思った4/1でした。

日曜日の話と今更考えるこじらせバンギャルの認知のあれこれ

わーい!ついに私も流行りにのってはてブロデビューだよ!

三日坊主がデフォな私からすれば絶対に続かないと思うけど。ついでにこの記事はとてつもなく長いから読み始めるのは自己責任で。

 

一昨日は久しぶりにインストアイベントとライブだった~

インストアっていうとバンドとファンの唯一の接触の機会だけど、別にこれといって何かあったわけでもないんだなこれが…!ただ、改めて「認知される」って末恐ろしいことだな…って思った。自分の意思でマイナー界隈のライブに出没してるくせにアホな話ではある。ただ認知とマイナー界隈は切っても切れないとは思ってる、だって輪が小さいからね。ちなみにまだメンバーに認知はされてない。たぶん。いつかもし認知を明言される日が来てしまったときは、ライブ行くのはしばらく辞めると思う。それがもし来るかもしれないと思うだけでものすごく怖くて内心ビクビクしてる。そんなうじうじ悩むなら家でCDだけ聴いてろ!と言いたくなるけどライブは楽しいのでライブも捨てられない。でも接触にはしばらく行かないので関係ないっちゃ関係もないし、ただ本当にメンバーにどうこう言われたわけではない。

何事もなかったのに、改めてむかしを振り返って私自身がすごくそう思ったので、気持ちの整理的な意味で書いていく。

 

今、私はDevelop One's Facultiesしかライブには定期的には顔は出していないのはフォロワーの人からしたら既知なことではあるんだけど、そもそもライブも地元しかほとんど顔も出していない。留学のために貯金に勤しんでいたのでそんな金銭面的に余裕がなかったのもあるけど、精神的な余裕もなかったところもある。

 とにかく言えることが私はバンドに対してこじらせてる部分がめちゃくちゃある。そのひとつが「認知されたくない」だと思う。名前を知らなくても、ライブで時々みかける顔だからって「あ!」って顔もされたくない。自分のクソみたいな自意識過剰が、根底に凄くある。

頭が痛い話だけど、自分で「サインがいっぱいほしい!」って思いでイベントに向けて複数枚購入した癖に「何も話したくない…」って思いすぎて、日にちが近づくにつれ、26日の当日家を出るまで、その自意識過剰をこじらせたが故にひたすらに病んだ。今考えると「じゃあ行くなよ」って話すぎる。でもサインは欲しかった。なんにせよ今の撮影会メインのイベントばっかりだったなか、サインをもらえる機会なんてなかなか無いもんで…撮影会なんか極論言えば私が映っていなくてもいい。かわいいバンドマンのとなりに自分のブサイクな顔があるという事象そのものが申し訳なくなる。iPhoneのカメラがSNOWやプリクラ並みに可愛く補正かけてくれるなら別やけど。でも、サインは過ごした思い出が形に残るけど自分はさほど干渉はしていないって時点で私的にはわりがいい。

 

26日は何事もなく終わっていった。本当に自分の一人相撲が馬鹿みたいに感じられるくらいに。かといって「初めまして」というお互いを探り合う感じでもなく、自分の顔が割れているのか割れていないのか自分では判断しかねる、距離が近すぎず遠すぎずな、結構ラフな感じで接してくれたので個人的に「これぐらいが丁度いいな」と思った。

 

そもそも、自分がライブやイベントに足しげく行っていたときって、もう2~3年も前の話にはなるんやけど、認知されたのってアヲイしかない。

でも、メンバー全員認知されていたときって本当にトチ狂っていた。

まず、死ぬほどアホなので好きなメンバーに認知されたとき自分でもびっくりするくらい舞い上がった。そんなことが今までの自分の人生になかったのもあるし、好きなバンドマンに「大多数にいるなかのファンの1人」ではなく、「俺のファンの〇〇ちゃん」として認識されたことが単純に嬉しかった。

 

そして、次自分が思ったことは「応援している人に良いファンとしてみられたい」っていうこれまたクソ自意識過剰なエゴだった。普段生活からも周りにも良い人として見られたい欲求は多少あるけれど、特に好きな人には良い人として見られたい、とにかく相手にとって良い印象の人間で私はいたかった。

今といえば好きなバンドマンが新バンドを組めば「元盤はどうした!」と発狂しツイッターで連日連夜喚きまくり、あなたのギターが大好きです♥なんて言っていたファンが手のひらを返し新しいバンドとバンドマン含めボロクソに叩きまくるというどこからどう見ても「コイツ、マジで最悪だな」という印象しか残せなかったわけだが、必死で応援しているその時は本当に真面目にそう思っていた。今は時間の経過もあって落ち着いたけど、あの時は本当にごめんなさい…と勝手にまた心の中でバンドにも好きなバンドマンにもその人たちのファンにも四方八方申し訳なさの四面楚歌でいたたまれなくなって死にたくなる。

 

こうやって自分を改めて振り返ってみたら、趣味の方へ心が傾倒しすぎて自分自身を見失うという、自分の心の不安定さをライブの楽しさで補ってきたがためにバンドに依存しすぎてしまう、っていう欠点を自分で見つけたのもあって、今はセーブしつつ、自分のことを見つめなおす心の養生期間みたいなところある。

一昨日も、人から見ればたかが対バン、たった6曲のDOFのステージで「結成から今までの2年間を振り返り、人目もはばからず勝手に泣き出す」っていう。かなり痛い子なのは随分前から自覚してはいるけど、自分でもこの病的なまでの好きってどう手綱を持って制御していいのかいまだにわかってない。

思えば、大学生になってふとしたきっかけでバンギャルに返り咲いてから、病的じゃなかったことがない。ある意味自分でバンギャル=メンヘラ、病んでるってステレオタイプなイメージを地で行く生活をしてきたから今更どうしていいのかがわからない。

Sadieやアヲイのライブ行っていたときって、それこそ何かあったわけでもないのにツアーファイナルでツアーの終わって欲しくなさのあまり終演後わんわん泣き出し、聴きたいと願って止まなかった曲がライブできたとき歌い出しもまだなのにイントロで泣き出し、ツアーファイナルの箱が大箱すぎる(その時点で実力に見合った箱じゃない挑戦的なアレ)とファンながら「ここが埋まらないと、このバンドはどうにかなるんじゃないか」なんておせっかいの考えすぎで吐き気と頭痛と胃痛に襲われながらトイレにいつ駆け込むか顔面蒼白冷や汗かきまくりで開演待ちしたりと、傍から見なくても恐ろしい。

 

アヲイが解散を発表してからまわったツアーなんて、ライブが終わったあと地元に帰る夜行バスでも電車でもどこでもタオルを離していられないほどに泣くのは当たり前だったし、バイトか学校かの行く途中の電車内でツアーのことで頭いっぱいになり喘息発作で途中下車して見知らぬ人に介抱してもらったり、大学の授業中でもお構いなしに急に号泣してとてもじゃないけど授業なんて聞いていられる状態じゃなかったので勝手に退出したこともある。学校、バイト、ライブのスケジュールがしっちゃかめっちゃかなときは体力が追いつめられて視力が低下してる(視力の低下というより貧血の症状なんだけど、視界が一瞬真っ白になったり、色が認識できなくなる)なかそれでもライブへ行くのは辞めない。今だから言えるけどマジでそこまでメンタルがヘラりながらでもライブに行かないという選択肢がないのが心底恐ろしい。

 

それくらいその時の自分には、バンドしかなかった。バンド=自分の生きがいになってしまった哀れなバンギャルの成れ果てだった…

 

なんの話だっけ、認知の話だよ~って感じには話が逸れてる…

ただ、それくらい必死にライブに行っていたのって元を辿ればなんなんだろう?って考えたとき「認知された」ってことが大きいなって凄く思った。先に言っとくけど、認知自体は覚えてくれるバンドマンはもちろん誰も悪くない。勝手に勘違いを加速させるファン(私自身)が一方的に悪いとは言っておく。

 

認知されたことがある人はわかると思うんだけど、ステージ側の人って自分のファンの出席確認するところあるじゃない?目が合う、構われるとかじゃなく、私自身が見られている意識はしていなくても次の接触で当たり前のように相手側から前回自分が行ったライブの話をされたりすることがあったりしたからなんだけどもね。

それが、自分はこじらせすぎてしまったんだと思う。例えば「名古屋なんて大阪からならすぐそこなのに、行っていないと"たいして俺のこと好きじゃない"って思われるんじゃないか」と思って(実際全国何百といるファンのなか私1人にそんなこと思わないし、まず絶対そんなことを思わない優しい人なのはわかってはいても)無理にスケジュール組んだり。単純にステージ側からフロアを見たとき、あんなに沢山人がいるなか自分がいるってわかってもらえる嬉しさもあったし。

良いファンでいたい病はさらに加速して、差し入れにも着手した。ほとんど煙草とか弦だけど。毎ライブ、前回のライブの感想をぎっしり書いた手紙を送った。とにかくその人の目に私が良く映っていたかった。それもこれもあれもそれも、全部自分が自意識過剰で、さらには自信過剰なせい。こわいね!

でも、盲目ってそういうものなのかなぁ。盲目的に好きになりすぎると、好きな人はおろか自分も見失ってしまう怖さがある。

 

そんなこんなで、認知された!って舞い上がって、アヲイで所詮本命盲目ギャ♥になったまではまだ純粋な(?)ファンの状態。ここで終わっていたら、今も普通のファン心理として「認知されたら、それはそれで嬉しい」とまた足しげくDOFのライブも通っていたと思う。ただ、その盲目ギャになった私の次のステップが、なぜか「本命に対する軽いアンチ化」だったから認知に対してこじらせた考えになった。

 

好きの反対は無関心ってよく言ったものだなって思う。まさに「愛と憎しみは表裏一体」「可愛さ余って憎さ百倍」って感じ。今もその気は抜けてないけどな!

バンドが解散したあと、好きなバンドマンが、次のバンドを組もうが、はたまた一般人になろうが、ファンにとっちゃ関係のない話かもしれない。いや十中八九関係はない。バンドマンだって1人の人間だ、バンドを選ぼうがまた違う道に進もうが、その人の人生だからその人自身に道を選ぶ選択権はある。

それが、私の場合はアレルギーを起こすみたいに本命が次のバンドを組むって事象をその時は全く受け入れられなかった。理由はいたってシンプルなんだけど解散したバンドが好きすぎた

 

それはいい、みんな思うこと人それぞれだから。でも、私は応援するしない以前に怒り狂ってなぜかその矛先を新しいバンドと本命に向けた。

Twitterで罵詈雑言を吐きまくったあと、1ヵ月くらい本垢を消して一切の情報をシャットダウンした。再開したあともネチネチと新しいバンドと本命の愚痴を言い続けたし、この時から一気に性格が攻撃的(という名のネット弁慶)になった。ただ、Twitterでエッジの効いた暴言を毎日吐き散らしつつも、家ではしおらしく毎晩泣いていた。自分があそこまで必死になった最高にかっこよくて最高に大好きなバンドが解散した1年後、自分がまだ解散ロスで思い出を引きずっているなかで、あっさり本人は新しいバンドを組んだことがとてつもなく寂しかった。自分の視界にちゃんといたはずなのに、いつのまにかずっと遠くにいて、置いて行かれた気分になった。

私があっさり、なんて言っても、本人らからしたら「あっさり」なんてものじゃなかったのかもしれないけど。

 

 そうして気持ちの折り合いをどうつけたらいいのかわからず応援もできない、もう解散時に味わった精神的に切羽詰ったようなあんな思いはしたくないし、なにより大好きなものを失う喪失感とはしばらく無縁でいたい、と思って色んなものを頭の端の端の奥深くに封印していたら、次第に気持ちも落ち着いて行った。気持ちが落ち着くのとほぼ同時に、エゴサ回避もしないでゴリゴリと暴言を吐いていたこと自体がなんて幼稚なことしてたんだろうという申し訳なさで精神的にまた病んで潰れた。一人相撲健在!もし私の罵詈雑言の数々を本命が見ていたら…なんて見られていたとは思うんだけど、もしかしたら他のメンバーにも見られてたんだけど…笑 あれだけ大好き大好きって言ってた自分のファンが新しいバンドを組んだ途端手のひら返して怒り狂って暴言吐きまくっていたら嫌われても仕方がない。私が慎ちゃんの立場だったら「唐突だが、俺のファンのあいつは死んだ」って存在自体をなかったことにする。いっそ、そっちの方がいい。

それくらいファンキーなアンチっぷり。今は何事もなかったかのようにまた手のひら返してるけど、彼のなかでは私はすでに忘れられている設定だからできていることです!外道だ!

 

そんなこんなで、アヲイが解散しても、Sadieが活動休止しても、マイバクがボーカル以外脱退して精神的にボコボコの状態で「バンギャやめたい」が口癖でありながら、唯一DOFのライブにはちょくちょく顔は出していたんだけど、この時から「認知はされたくない」という思いが既にあった。

実際、reincarnationのインストアの時点でruiくんに直接手紙を渡したとき、「お客さんの顔と名前、なかなか覚えられなくて、ごめんね~」みたいな会話をふられ、死んだ顔をしながら「あはは~別に私のことは覚えなくていいです」と素で返事を返したのを覚えている。悪いけど、あなたの客はあなたが思っている以上に面倒臭いです。ごめんよ!

私は、さっきの認知されたい→いいファンだと思われたい!の自意識過剰じゃなくて、これらの経験を経ての、次は(自分の今までやってきたことを棚に上げて)「私個人にどうこう思われたくない、嫌われたくない、だからそもそも覚えなくていい」のまた違う自意識過剰にジョブチェンジした。本当に面倒くさい。かなり自分勝手な考えだと思うし、でも本当に今はもし覚えられることがあっても素直に喜べないし全くもってごめんなさいとしか言いようがない。

 

「良いファンになれる素質が自分にはない」って気づいたら、また認知されて舞い上がって勝手に醜態晒すようなことしたくないと思ったら、どんどん凝り固まってこんな感じに出来上がってしまった。だって、元々自分は良い人でもなければ、それを隠すためにいい子ぶって猫かぶる元気も、もうないんだもの。ようするに人として終わってることを知られたくないのもある

結局いえば、「余計なこと考えないで、ライブだけを楽しみたい」一心だから、ある意味熱心な信者だけど、面倒くさいことに変わりない。

「"音"を"楽"しむから"音楽"なんだ、だからライブ全力で楽しもうな!」なんてくさいことをのたまうバンドマンが前は「うるせー!バンドとライブに執念持ったガチ恋よりこじれたばんぎゃるはそんな単純なもので構成されてねぇんだ馬鹿野郎!」って心の中で罵倒するくらい嫌いだったけど、今は自分自身がそういう純な楽しみ方を追い求めているので、そういう面では落ち着いたんだなって思っている。罵倒してすまんな、君は正しい。そして、純な楽しみ方をするためには、自分を自分と保ったまま、こじれたファンにならないためには認知はいらないし必要ないと思った。考えが極端だけど、こういう考えしか自分が落ち着ける方法がわからない…!

 

日曜日からそんな考えても答えが出ないことばかり考えてた。連日眠れないのでガツガツと自分の気持ちをアウトプットしていたけど、やっぱりこんなゴミみたいな長文にせよ、いつか見返したときにこの時の自分はこう思ってたよ!っていう面で振り返ると自分のTwitterなりアメブロなり見てると気づくことたくさんあるので、もしまた人としての道を踏み外して、ファンもどきになりそうになったら、これを読んで心落ち着かせたい。

 

全然関係ないけどこれ書いてたらるいくんが唐突にツイキャスはじめた(3/27 3時も過ぎたド深夜です)。るいくんは、真っ直ぐすぎるせいか言葉さえもストレートにアウトプットするという、まっすぐがゆえの不器用が高じて誤解を多数生む人だけど笑、深夜にツアースケジュール詰まりまくって疲れてるだろうに、ツアーのセットリストの解説や曲の解説をたった約30人しか聴いていないリスナーにしているあたり、本当にるいくんみたいな人ってV系にしては稀だよな〜ってなんかほっこりして微笑ましくなるし、こういうところが好きだなぁって思う。

今1番好きだと言えるバンドマンがまたできたからこそ、これから起こりうるかもしれないたかがファンのひとりの解釈のすれ違いで、相手やバンドを頭ごなしに貶したり、悲しい思いさせたくないんだと思う。ようするに、私は自分の身勝手で大好きなバンドマンを傷つけた(かもしれない)過ちを、もう2度と繰り返したくない、これに尽きる。こんな勝手な罪滅ぼしを違う畑でやってる時点で、またたいそう身勝手で迷惑な話ではあるけれど。

私がこんなめんどくさいファンに転身してしまったのも、応援してるバンドマンが素直に、真面目にいちファンの話を受け止めてくれていたから、そんな優しさに甘えてしまって、「何を言っても、自分のファンだとわかってくれている私の意見は、絶対に受け止めてくれるはず」なんて痛い勘違いを爆走させて、いつのまにか得体の知れないファンとは似ても似つかないバケモノになってしまった。

必ずしも、認知は幸せは生まない。認知されて嬉しかったこともあるけど、バンドマンの中の良いファンでありたいなんて、覚えられただけでも贅沢なのに、自分の身分に見合わないおこがましい欲が生まれたあげく、勝手にエスカレートして勝手にファンとしても死んでいく。「覚えて欲しくない」もまた所詮さっきの"おこがましい欲"には変わりはないんだけど、そうやって『自衛』をしないと馬鹿な私はまた同じことを思って、同じことをしそうな気がする。

そう思うと、Sadieの亜季さんの「インストでファンと直接話す時に、いつもライブに来てくれている子も、最近ライブ来はじめた子も、平等に接したいので、たとえ顔や名前を知っていても自分から"覚えていますよ"とはあまり言わない」という考えは、凄く優しさに溢れているなと思った。私は景ギャだったけどな!Sadieの入口は亜季ギャでした。

 

ひとまず、そんな過ちを繰り返さないためには、「存在が近くなりすぎない」=「認知されない」ってことは自分の中で最重要で、そういうバンドマンとファンの丁度都合のいい距離で、なおかつただの傍観者の立場で無理せず楽しむ意識が大事なんじゃないかなぁって思った。結論、私が私なりにヴィジュアル系というコンテンツを最大限に楽しみたい我が儘に付き合わされている、私の応援しているバンドは可哀想ということだ!

 

ただ、発信したいことはこれからも発信し続けるんだろうけど、もっと言葉の角を丸めて、優しくトスできる人間になりたい。これからはそうなっていきたいなー。と思う。おわり。